商品の特徴
くらしの工藝布「こぎん刺し」のタペストリー

生地全面を埋め尽くすように施されたこぎん刺し。実物を目の前にしたとき、多くの人がその細やかな表現の美しさに魅了されます。
青森の農村で、厳しい冬を乗り越えるべく、衣服の補強と防寒のために営まれた刺し子は、生活のなかで美しさの頂点と言えるまでに昇華されました。
今回はそんな「こぎん刺し」の魅力を味わっていただけるタペストリーを作りました。
こぎんという技を生み出した人々に敬意をこめて、現代に残る昔の着物に刺されていた文様を、できるだけそのまま写し取っています。生地の上を埋め尽くす、刺し模様の美しさ

こぎん刺しは「刺し子」の一種とされていますが、ほかの地域で見られる針仕事と大きく異なる点があります。それは、下地となる生地の経糸1本1本の目を数えながら、緯糸に沿って、織物の目と目の間に正確に刺していく緻密な技法であること。
そうして生まれたこぎん刺しの醍醐味は、生地の上を埋め尽くすように施された刺し模様にあります。
手間ひまかけて生み出される刺し模様の細やかな表現の美しさをお愉しみください。空間に調和するベージュやグリーンの生地

藍染めの生地に白い糸の配色が基本となっているこぎん刺しですが、多様化する現代の住まいにおいてさまざまな空間に調和するように、ベースの生地には「生成」「深緑」の2パターンを用いました。昔の着物に刺されていた文様を写し取りながら、「花この矢羽刺」「糸柱入大型井戸枠」「木の根のきくらこ」という3つのオリジナルの図案を作成しています。生地の上を埋め尽くすように、緻密に施された刺し模様をお愉しみください。
インテリアコレクション「くらしの工藝布」

「くらしの工藝布」は、中川政七商店によるインテリアコレクションです。 古くからある工芸の技に向き合い、今の生活に再解釈していく活動を「くらしの工藝布」と名付け、布の在りかたを探求します。
第三弾となる2025年のテーマは、青森の農村で衣服の補強と防寒のために生まれた「こぎん刺し」と、かつて一世を風靡したスカジャンにも用いられ、桐生の産業を支えた「横振刺繍」。異なる地域で育まれ、受け継がれてきたそれぞれの技術に敬意を払い、くらしの景色をつくる布を制作しました。
→特集はこちらコレクションブックとともにお届けします

商品をご購入いただいた方には、「くらしの工藝布 こぎん刺し|横振刺繍」のコレクションブックを同封します。それぞれの産地で目にした風景や制作記録、作り手の話を1冊にまとめました。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 表生地:麻100%
裏地:綿100%
刺し子糸:綿100%
付属棒:真鍮商品サイズサイズガイド
サイズ 幅 高さ - 約35 90 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
お知らせ ※汚れが付いた場合は濡れた布巾などを硬くしぼり、素早くふき取ってください。
※付属の真鍮棒は触れたり時間の経過による変色があります。
※真鍮の錆びが付着する場合がありますので、ご使用になる前に、乾いた布などでふき取っていただくことをお勧めします。
※付属のテグスは棒に通してご使用ください。外れやすいので、しっかり結んで下さい。
※もう1本の棒は下部に通すことで、タペストリーの形状が安定します。
中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
中川政七商店のロゴリニューアルに伴い、商品への刻印やパッケージのロゴを、順次新しいデザインへと変更してまいります。商品により旧ロゴと新ロゴが混在する場合がございますので、予めご了承ください。












































