ねじれによる唯一無二の表情を楽しむ敷布

織り上げる際、裂き糸が自然にねじれる特性を生かして、偶然の表情が生まれる布を作りました。
デニムのようなに表と裏が違う色合いの生地を裂き糸にすることによって、一つひとつ色の出方や見え方のバランスが違う布に仕上げています。
※こちらのイメージは短手側がフリンジになっている商品です

洗うごとに変化する、やわらかな肌あたり

機械織ならではの特性を生かした、やわらかな肌あたりの裂織布です。

汚れてしまった場合は、折りたたんで洗濯機で洗っていただけます。 洗いにかけることによって生地の裁断面が解れ、とてもやわらかな風合いの布に変化します。洗うごとに風合いの変化を楽しむことができるというのも、機械織の裂織ならではの魅力です。

※洗濯の際は中表に畳み、単独で洗ってください。タンブラー乾燥は可能ですが、多少の縮みがあります。

一つひとつ異なる個体差があります

藍は、表情の個体差が出やすくなっています。
一部だけ裂き糸の表面（濃い色）が強く出るなど、それぞれの表情に個性があります。一つとして同じものがない偶発性を楽しむ裂織ならではのよさとして、迎えていただいた敷布をお使いいただけると幸いです。

機械織機で作られる唯一無二の裂織

裂織は、布を細く裂いて緯糸を作り、一段一段織り込んで新たな布を作る技法です。
織りあがった裂織は、元の生地からはまったく予想できないような、新たな命を宿した布に再生します。 あり余るほどに布が溢れている今の社会で、改めて再生のありかたを見つめなおし、「裂織」をテーマに布を作りました。

作るのは、織物の一大産地・愛知県の尾州地域にある「有限会社カナーレ」。手織りならではのものだった裂織を、同じだけの手間ひまをかけて機械で作り、新たな表現の幅を広げています。他にないものを模索する作り手の気概によって織りあげられた唯一無二の裂織です。

奈良の工芸「かや織」の布に包んでお届けします

うっすらと透ける、目の粗いかや織。開封後は、別のものを包んだり目隠しに掛けて使用したり、別の用途でお楽しみいただけます。（※写真は梱包イメージです。実際の商品、サイズ感と異なる場合があります。）

インテリアコレクション「くらしの工藝布」

「くらしの工藝布」は、中川政七商店によるインテリアコレクションです。 古くからある工芸の技に向き合い、今の生活に再解釈していく活動を「くらしの工藝布」と名付け、布の在りかたを探求します。

ファーストコレクションとなる2023年のテーマは、「刺し子」と「裂織」。どちらにも通じるのは、今よりも木綿や繊維製品が貴重だった時代に、一枚の布にかけられた膨大な手間の積み重ねです。
かつての日本人が生活の中で生み出してきた手しごとを紐解き、その営みを再編集しながら、今に生きる“日本の布”をお届けします。

コレクションブックとともにお届けします

商品をご購入いただいた方には、「くらしの工藝布」のコレクションブックを同封します。 刺し子、裂織の成り立ちや、制作記録、作り手の話を1冊にまとめました。古くからある工芸の技に向き合い、今のくらしに再解釈する「くらしの工藝布」の営みをお届けします。

別売の「敷物用滑り止め下敷き」

敷物の下に敷くことでずれや皺を防止し、製品寿命を長持ちさせる敷物用滑り止め下敷きとあわせての使用をおすすめします。 素材はフェルト状の不織布で解れもなく、虫食いの心配もありません。リバーシブル仕様でどちらを上にしてもご使用いただけます。
※敷物用滑り止め下敷きはこちらから→