商品の特徴
“偶然”の美をデザインに昇華させたバッグ
久留米絣は先染めの糸で柄を表す伝統織物。その製織過程で生じる柄の「ズレ」をあえて錯視効果と捉え、新しい文様を生み出しました。約38cm幅の小幅生地を無駄なく活かし、シンプルながら色柄を問わず映えるデザインに。軽やかで機能的、日常にも映えるバッグに仕立てています。
日々を彩る３つの個性的なデザイン
経糸と横糸のずれを緻密に計算し、伝統的な久留米絣にはない唯一無二のテキスタイルを生み出しました。
●ボタニカルシャドウ：植物の葉模様が影として透けて見えるように織り込んだ柄。
●ブラーチェッカー：ぼかし効果によって、遠近の動きを感じさせる格子模様。
●カラフルモアレ：カラフルな縞が交差することで生まれた、立体的な波模様。
一目見てモダンな印象がありながら、実は一点一点に手仕事で織られている風合いがある。現代的な感性と伝統技術の融合を体現する、久留米絣の新たな可能性を示すバッグです。38cmの着物幅を最大限に生かした使い勝手
サイズは、A4の書類やパソコンが入るBasicと、ボディバッグのようにも使えるSmallの2サイズ。着物を作るための小幅（38cm）の生地をそのまま活かし、カットする長さを変えることでサイズを展開。あえて外側に見せている生地耳は、デザインのアクセントにもなっています。
口の部分にはファスナー、内側にはポケットがついていて、普段使いからちょっとしたお出かけまで気軽にお使いいただけます。久留米絣の制約を、可能性に変える
福岡県南部・筑後地方で約220年の歴史を持つ伝統織物「久留米絣」。先染めの絣糸を用いて文様を織り出すこの技法は、1956年に重要無形文化財に指定されています。
この久留米絣の魅力と可能性を、現代の暮らしに寄り添う形で活かしたい。その思いでテキスタイルデザイナーとメーカーがタッグを組み、生まれたのがKOHABAGです。
どのような柄や色の久留米絣でも美しく映えるように設計された、シンプルかつ機能的なデザイン。職人の手仕事が生み出す美しいアートピースを、持ち運ぶように楽しめる一品に仕上がっています。「地産地匠アワード2025」グランプリ商品
地産地匠アワードは、地域に根ざすメーカーとデザイナーがつくる、新たなプロダクトを募集するアワードです。この商品は、全国各地から集まった69点のエントリーの中から、グランプリを受賞しました。審査員のコメントを抜粋して紹介します。
つくり手とデザイナーの筋の良さを強く感じた。着物の幅がそのままバックの幅になるという展開の明快さと、自分たちを超えて、久留米絣の産地全体をも見据えたあり方に、感銘をうけた。またテキスタイルのユニークさにもこのタッグの良さが現れていた。伝統柄の素晴らしさは言うまでもないが、次代の伝統柄になりえるものづくりに取り組む気概を感じる、そんなテキスタイルだ。
（クリエイティブディレクター 合同会社オフィスキャンプ 代表社員 坂本大祐）
デザイナーと職人のタッグのバランスが素晴らしく、まさに「地産地匠」を体現されているチームであることに感銘を受けました。「幅が決まっている」という特産品の特性を変えずに活かし、また属人的にならず、持続可能な製作を実現しており、工芸の存続と未来が見据えられているという視点にも魅力を感じました。
（株式会社SHIBUYA109エンタテイメント SHIBUYA109 lab.所長 長田麻衣）
地産地匠アワードについて、詳しくはこちらをご覧ください。世界の人が魅了され集う、久留米絣の織元「下川織物」
1948年創業、福岡県八女市の「下川織物」。約100年前に開発されたシャトル織機を今も大切に使い続け、伝統的な久留米絣を生み出しています。
国内外問わず、ブランドやデザイナーとのコラボレーションも盛んに行って、久留米絣の新たな魅力を生み出す挑戦を続けています。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 綿100% 仕様 内ポケット1 重さ 約170g 商品サイズサイズガイド
サイズ 最大幅 高さ マチ 肩紐の長さ - 36 22 10 ～108 単位：cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
お知らせ バッグボディ部分は、使い込むほどに自然と柔らかくなり、手に馴染んでいきます。 製品のお取り扱い 【お手入れ方法】
※バッグであるため、こまめなお洗濯はおすすめしておりません。
※普段のお手入れは、中性洗剤を薄めて布に含ませて汚れをふき取っていただくことをおすすめいたします。
※洗濯機洗い、高温アイロンは可能ですが、手洗いや低温アイロンにしていただくと、ハリ感が長持ちするのでよりおすすめです。
※洗濯後は直射日光を避け、日陰で自然乾燥してください。
【注意点】
※色移りの恐れがありますので、洗濯は単独で行ってください。
※摩擦により色落ちする場合がありますのでご注意ください。
※天然素材を使用しているため、色味や形状に若干の個体差がございます。
中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
中川政七商店のロゴリニューアルに伴い、商品への刻印やパッケージのロゴを、順次新しいデザインへと変更してまいります。商品により旧ロゴと新ロゴが混在する場合がございますので、予めご了承ください。
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