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Woodpecker & CompanyWoodpecker & Company

ウッドペッカーアンドカンパニーWoodpecker & Company日々の営みも、祈りの想いも。
おおらかに“受け止める”木の道具。

暮らしや想いをおおらかに「受けとめる」木の道具たち。包丁の刃をやさしく受けとめ、削り直して長く愛用できるいちょうのまな板や、伝統的な神仏具の技をいまの暮らしに馴染む形へと昇華させた祈りの道具を展開しています。無垢の木が持つ心地よい手ざわりと香りが日常にそっと寄り添い、使い込むほどに家のかけがえのない風景へと育ちます。

取り扱いブランド

  • きごころ

    きごころ

  • たなごころ

    たなごころ

STORY

あるだけで暮らしが少し面白くなる、木の道具たち触れて、使って、受け継いで。思いと暮らしを受けとめる

木に触れると、どこかほっとする。

手のひらに伝わる、やわらかな感触。ひとつひとつ違う木目や、ほのかな香り。使い込むうちに少しずつ色艶が変わり、いつしかその家の風景になっていく。

考えてみれば木は、ずっと昔から、私たちの暮らしのすぐそばにありました。

木と人との付き合いを、ものづくりを通して支えているのが、岐阜県にアトリエを構える「Woodpecker & Company(ウッドペッカーアンドカンパニー)」です。

なにげない毎日にも、少し背筋を伸ばすような特別な時間にも、いまの私たちの暮らしになじみ、長く使える木の道具。その製造現場を訪ね、代表の福井賢治さんにお話を伺いました。

Woodpecker & Companyの代表である福井賢治さん
Woodpecker & Companyの代表である福井賢治さん

木から離れて、もう一度、木の仕事へ

Woodpecker & Companyのアトリエの扉を開けると、ふわりと木の匂いが漂ってきました。自然の息吹に触れ、心身が少しほぐれるような感覚。しかしそれは福井さんにとって、幼いころから特別なものではありませんでした。

「神輿や仏壇などの神仏具の製造を家業とする家で生まれ育ったので、木やカンナ屑に囲まれて、トンカチを叩く音がするのは普通のこと。木のいい香りもしていたけど、仏壇臭い匂いもしていました」

自宅のあった岐阜市の木造町周辺は、長良川の水運を背景に、織田信長が居住した岐阜城の城下町として古くから材木商や問屋が集まった場所。「材木町」や「木挽町」といった地名にも、木材とともに発展してきた町の歴史が刻まれています。

そんな環境が日常だったからこそ、若いころは「家業を継ぎたくなかったし、むしろ嫌だった」と笑う福井さん。好きだったアパレルの世界に飛び込み、服屋や飲食店などで働きながら、ファッションや音楽、料理、オートバイといった家業とは正反対のものに惹かれていきました。

やがて年齢とともに趣味も変わり、キャンプやマウンテンバイク、カヌーなど、外で過ごす時間が増えていきます。そこで改めて感じたのが、自然に触れる「気持ちのよさ」でした。

「もう少し自然に近しいことがしてみたいという気持ちが芽生えて。それなら、やっぱり木の仕事なのかなと思うようになりました」

とはいえ、一度は父に「継がない」と伝えた手前、すぐには言い出せません。まず職業訓練校で木工の基礎を学び、家具工房で修業を重ねました。木と向き合ううちに思い出したのが、生家の仕事です。祈りを受けとめ、人から人へ受け継がれていく神仏具。かつて離れたいと思った家業が、技術を身につけ、自らの暮らし方も変化したことで「誇らしいもの」へと変わっていきました。

「勇気を出して父に『実は家の仕事をやりたいんだけど』と伝えたら、喜んで受け入れてくれました」

父のもとで、仏壇を解体して洗い、傷んだ部分を直し、漆や金箔を施して再び組み上げる「仏壇のお洗濯」などを学び、腕を磨いていきます。しかし、住宅やライフスタイルの変化とともに仏間のない家が増え、神仏具の仕事は減少傾向に。

「このまま伝統を守るだけでは続けていけないと感じましたね」

ならば、自分にできる木の仕事とは何だろう。その問いから生まれたのが、現在へと続く一枚のまな板でした。

たくさんの工具や木材が並ぶ工房にて。ここから日々の暮らしに寄り添う木道具が生まれていく
たくさんの工具や木材が並ぶ工房にて。ここから日々の暮らしに寄り添う木道具が生まれていく

妻のための一枚から始まった、いちょうの木のまな板

「はじまりは、妻のために作った一枚のまな板だったんです」

人の役に立つ木製品は何だろう。そう考えていた福井さんに転機をもたらしたのは、「まな板を新調したい」という妻のひと言でした。地元の材木店を訪ねると、薦められたのが“いちょうの木”です。

「いちょうは昔から板前さんが使ってきた木材で、檜より柔らかい。適度な弾力が包丁の刃をやさしく受けとめて、復元力があるので凹みにくいと教えてもらいました」

持ち帰ったいちょうの樹皮を剥ぎ、表面を削って成形。「別にまっすぐじゃなくてもいい。斜めが可愛いなと思って、スパーンって切ったんです」。この一枚が、後の「woodpecker」のまな板の原型になりました。

妻のために作った、いちょうの木のまな板。これが「woodpecker」の原点となった
妻のために作った、いちょうの木のまな板。これが「woodpecker」の原点となった

使った妻から返ってきたのは、「吸いつくような感覚で、よく切れる」という感想でした。

「硬い板の上ではカンカンと跳ね返されるように感じる包丁が、いちょうだと中まで吸いつくように入る。つながりやすい葱や韮もしっかり切れると聞いて、そんなに違うんだ、昔の人はちゃんと見極めているなと腑に落ちました」

その後、友人への結婚祝いや誕生日祝いとして作ると好評に。地元のマルシェに並べればほぼ完売し、東京の展示会でも手応えを得ました。そうした反応に背中を押され、2007年、暮らしの木道具ブランド「woodpecker」を立ち上げました。「キツツキ(woodpecker)のように木をつつきながら、面白いものを生み出していきたい」という思いを込めた名前です。

「立ち上げてからは、無我夢中でアクセルを踏むことしか考えていませんでしたね」

イベントやクラフトフェアに参加し、自らの言葉でまな板の魅力を伝える。帰り道には気になる店へ足を運び、商品を見てもらう。そんな積み重ねから取扱店が増え、メディアで紹介される機会も多くなり、やがて全国のショップや料理家へと愛用者が広がっていきました。

「woodpecker」のまな板を印象づけたのが、左右非対称のやわらかなフォルムです。福井さんが身を置いてきた神仏具の世界では、左右対称で、ミリ単位の精度が求められました。

「わずかな違いで親方から怒られる世界でした。でも自然界に直線はない。自然の産物である木を使うなら、あえてアシンメトリーにすれば、正解はひとつではなくなると考えたんです。これなら誰からも怒られることもないですしね(笑)」

キッチンで使うのが楽しくなりそうな、やわらかなフォルムが印象的
キッチンで使うのが楽しくなりそうな、やわらかなフォルムが印象的
木の中心に近い心材と、樹皮に近い白太では色合いもさまざま。同じいちょうでも、一枚ずつ異なる表情から好みのものを選ぶ楽しさがある
木の中心に近い心材と、樹皮に近い白太では色合いもさまざま。同じいちょうでも、一枚ずつ異なる表情から好みのものを選ぶ楽しさがある

同じ形のものはない自然のように、自由な輪郭を描く。その発想もまた「woodpecker」らしさとなりました。そして2026年、「株式会社 Woodpecker & Company」として法人化し、新たな一歩を踏み出します。

一度使ったら手放せない気持ちよさの、暮らしの木道具

現在、「Woodpecker & Company」の主力ブランドのひとつが「きごころ(KIGOKORO)」。

「woodpecker」で作ってきたいちょうの木のまな板を中心に、暮らしの木道具を届けるブランドとして生まれ変わりました。その名には、“気心の知れた道具”として使うほど身近に、そして“木で心に触れる道具”として、無垢材のぬくもりが暮らしに寄り添うようにとの想いが込められています。

まな板づくりは、良質ないちょうの木を見極めるところから。国産材の一枚板から適した部分を選び出す
まな板づくりは、良質ないちょうの木を見極めるところから。国産材の一枚板から適した部分を選び出す

使ういちょうは、すべて国産材の一枚板。岐阜の市場に集まる丸太から材木店が見極めたものを、さらに福井さんが厳選しています。柔らかく適度な弾力と復元力があり、包丁の刃を傷めにくく、凹みにくい。さらに軽く、水はけがよく乾きやすいのも特徴です。

パンやチーズなどを切るカッティングボードには硬く頑丈な木材が使われる一方、毎日の料理には、包丁の刃をやさしく受けとめる柔らかないちょうが適しているのだそう。

「いちょうの木は、手ざわりもいいんですよ」

実物に触れると、すべすべとなめらかな木肌がなんとも心地いい。この日は工房で、長く使われたまな板の削り直しも見せてもらいました。

傷や黒ずみが目立ちだしたら、削り直しどき
傷や黒ずみが目立ちだしたら、削り直しどき
削り直しは、表面を自動カンナで薄く削るところから始まる
削り直しは、表面を自動カンナで薄く削るところから始まる
水平を保ちながら、反対の面も削っていく。傷や黒ずみのあるまな板を自動カンナに通すと、表面が削られ、見違えるほど白くきれいに
水平を保ちながら、反対の面も削っていく。傷や黒ずみのあるまな板を自動カンナに通すと、表面が削られ、見違えるほど白くきれいに
木を切る様子
表面だけでなく側面も整え、再び美しい姿へ。さらに角を落とし、丁寧にサンディングすると、思わず手を滑らせたくなるような美しい木肌が蘇ります
表面だけでなく側面も整え、再び美しい姿へ。さらに角を落とし、丁寧にサンディングすると、思わず手を滑らせたくなるような美しい木肌が蘇ります

「毎日使うものだから、色艶が増して味が出てきますが、どうしても傷や黒ずみもできることがあります。でも無垢の木のまな板は、削り直しながら使い続けられる。一生ものの道具にできるんです」

薄く削ると、再び白くてなめらかな木肌が現れる。削り直しをしながら長く愛用できるのも、無垢材のまな板の魅力
薄く削ると、再び白くてなめらかな木肌が現れる。削り直しをしながら長く愛用できるのも、無垢材のまな板の魅力

使う前にはさっと水で濡らし、使った後はきれいに洗って、風通しのよい場所でしっかり乾かす。そんな小さな手入れを重ねながら、長く使い続けられるいちょうのまな板。包丁も、食材も、重ねていく時間も、木が持つおおらかな力で暮らしごと受けとめる。それが「きごころ」の目指す木道具です。

「今の住まいには、木目調の家具や床はあっても、無垢の木がないこともあります。でもこのまな板があれば、毎日自然の木に触れられる。ふわっと漂う木の匂いや手に伝わる柔らかさから、自然の癒やしを無意識に感じてもらえたらと思います」

一枚のまな板は、とても小さな存在です。それでも毎日の料理の中で自然に触れ、使い込み、手を入れ、また使う。そんな時間もまた、「木のある暮らし」ならではの楽しさなのかもしれません。

祈りの木道具を、いまの暮らしへ

「きごころ」と並ぶ「Woodpecker & Company」のもうひとつの柱が、神棚などを展開する「たなごころ」です。

家業とは違う木製品づくりの道を歩んだ福井さんですが、心のどこかには、祖父や父が携わってきた神仏具を、自分の仕事としてもう一度形にしたいという思いがありました。

きっかけとなったのは、手工業デザイナーの大治将典さんを、祖父の代から付き合いのある唐箕屋(とうみや)本店へ案内したこと。唐箕屋本店は130年を超える歴史を持ち、県内外の神棚や神輿、鳥居の修復や神社建築などを手がける、神具の専門工房です。そこで福井さんと、社長で宮大工の小保田庸平さんが大治さんに披露したのが「ギリ戸」でした。

唐箕屋本店社長の小保田庸平さん。福井さんも唐箕屋で修業していたことがあり、その頃から親交が深く、日ごろからアイデアや情報を交換しているそう
唐箕屋本店社長の小保田庸平さん。福井さんも唐箕屋で修業していたことがあり、その頃から親交が深く、日ごろからアイデアや情報を交換しているそう
唐箕屋本店の工房へ入ると、檜の香りがふわり。「うちとは違うでしょう」と福井さんが言うとおり、いちょうとはまた違う癒されるような香りが漂う
唐箕屋本店の工房へ入ると、檜の香りがふわり。「うちとは違うでしょう」と福井さんが言うとおり、いちょうとはまた違う癒されるような香りが漂う

神社などの扉は、開ける時に「ギギギィ」と独特の音が鳴ることから「ギリ戸」と呼ばれています。柱のほぞ(軸となる凸部分)とほぞ穴を、職人がカンナで微調整しながら精緻に合わせ、摩擦によって音を生み出す特別な技術です。

制作途中の神殿。この扉にもギリ戸の技術が使われ、開けると木と木がこすれ合う「ギギギィ」という独特の音が響く
制作途中の神殿。この扉にもギリ戸の技術が使われ、開けると木と木がこすれ合う「ギギギィ」という独特の音が響く

「これはどこででもできる技じゃない。だからあの音を聞いてもらったら、何かインスピレーションが生まれるはずと思って」

扉の軸となるほぞの角を少しずつ落とし、わずかに角を残した円形へと近づける。微妙な調整には熟練の技が必要
扉の軸となるほぞの角を少しずつ落とし、わずかに角を残した円形へと近づける。微妙な調整には熟練の技が必要
ほぞ穴にぴったりはめ込むと、木と木がこすり合うことで音が鳴る
ほぞ穴にぴったりはめ込むと、木と木がこすり合うことで音が鳴る

狙いどおり大治さんは「やりましょう!」と即答。そこから木工職人、デザイナー、宮大工がチームとなり、試作を重ねて生まれたのが次世代の神棚「GIRIDO(ギリド)」です。神社建築様式のひとつである神明造(しんめいづくり)から着想した端正な姿に、装飾をそぎ落としながら神社建築の佇まいとギリ戸の技術を凝縮しました。

結婚式やお宮参りなどでお札をいただいたり、会社や事業を始めたり。暮らしの節目で手を合わせる場所がほしいと思う時に、神棚があると心強い
結婚式やお宮参りなどでお札をいただいたり、会社や事業を始めたり。暮らしの節目で手を合わせる場所がほしいと思う時に、神棚があると心強い

その素材にも、特別なものが使われています。神棚を製造している唐箕屋本店の工房を訪れると、小保田さんが見せてくれたのは、「官材(かんざい)」と呼ばれる天然木曽檜。木曽の厳しい自然の中で200~300年以上かけて育つ木曽檜のうち、国有林から産出される希少な木材です。「GIRIDO」の扉には、年輪が詰まり、木目がまっすぐ美しく通る柾目の官材を使用しています。

「GIRIDO」の扉には、神殿などにも用いられる天然木曽檜の官材を使用。緻密で美しい木目も、その存在感を引き立てる
「GIRIDO」の扉には、神殿などにも用いられる天然木曽檜の官材を使用。緻密で美しい木目も、その存在感を引き立てる

さらに、この小さな扉を確実に鳴らせる職人は、唐箕屋本店でも限られるといいます。

「小さいから簡単なのではなく、寸法の誤差が許されないぶん、むしろ難しいんです」と小保田さん。目には見えないほど細やかな職人技を注ぎながら、「神棚は使うための道具」という考えのもと、現代の住まいに自然に置ける、唯一無二の美しい姿を追求しました。

住宅事情が変わり、昔ながらの神棚を置く家は減っても、暮らしの節目に手を合わせる気持ちは変わりません。だからこそ、本格的な技を受け継ぎながら、現代の住まいに自然になじむ祈りの道具を目指しました。

「本格的でありながら、今の住環境に調和する祈りの道具を作りたかったんです」

さらに新しい仏壇(厨子)「OGAMIDO(オガミド)」も誕生。そっと目を閉じ、静かに手を合わせるひとときを、暮らしの中に作ります。

伝統的な技で、御神輿の細かい部分も丁寧に修復していく。その技術を使い、「GIRIDO」「OGAMIDO」は作られる
伝統的な技で、御神輿の細かい部分も丁寧に修復していく。その技術を使い、「GIRIDO」「OGAMIDO」は作られる

どちらもこれまでにない、独特の存在感を放つ佇まい。宮大工による伝統的な技とデザイナーの感性、そして福井さんのルーツが重なり、「たなごころ」は自由で新しい祈りのかたちを、未来へとつないでいます。

木と人をつなぎ、その先の暮らしへ

「Woodpecker & Company」として法人化するにあたり、福井さんにはひとつの思いがありました。

「意味はその名の通りで“Woodpeckerと仲間たち”。僕一人の作家活動として始まったけれど、よい丸太を見極める材木屋さん、製材する人、まな板に仕上げる職人さんがいる。さらにはプロダクトデザイナーや、何世代にもわたって技術を受け継いできた宮師もいる。うちは多くの仲間の力が合わさって、ものづくりが成立している。それを社名としても表して、さらに新しいものを作っていきたくて」

商品が完成したら終わりではありません。店頭でその魅力を伝える人がいて、日々使う人がいる。そのため福井さん自身は今、すべてを自分の手で作ることから少し離れ、任せられる工程は仲間に委ねるようになりました。その分「きごころ」「たなごころ」の背景にある物語や技術を伝え、作り手と伝え手、そして商品と使い手を結んでいく。このスタイルが新しい「Woodpecker & Company」のものづくりになっています。

そして、リブランディングで大切にしたテーマが「受けとめる」こと。

「『たなごころ』は、雲にも手にも見えるかたちをイメージしています。『GIRIDO』と『OGAMIDO』、どちらに合わせてもしっくりとなじむロゴを目指して、柔らかな書体と線でデザインしました」

そのかたちには、手を合わせる人の気持ちを“受けとめる”という想いも重ねられています。

また、「きごころ」のロゴは、「木」の漢字をもとに、一本一本の線をひとつの中心へ集め、シンプルな記号にしたものだそう。

「大地に根を張り、水や養分を取り込み、光を受けながら育っていく木。その生命の広がりを、上下左右へ伸びる線で表現したんです」と福井さん。すべての線が交わる中心には、食材や料理、使う人の手、そして日々の暮らしまで、さまざまなものを“受けとめる”「きごころ」の姿勢が重ねられています。

左:きごころ 右:たなごころ
左:きごころ 右:たなごころ

「まな板は暮らしを受けとめ、包丁の刃を受けとめる道具です。黒ずみなど、使う人の悩みや疑問も受けとめて、それを解消するモデルを開発するなど、おおらかに受けとめられるようにと考えています」

「シンプルな形も使い勝手はいいですよ」と福井さん。リブランディング後は、すっきりとした直線的なデザインのものも加わり、好みや用途によって選べる幅も広がる。「新しく、ここから再スタートですね」と福井さんは笑顔を見せる
「シンプルな形も使い勝手はいいですよ」と福井さん。リブランディング後は、すっきりとした直線的なデザインのものも加わり、好みや用途によって選べる幅も広がる。「新しく、ここから再スタートですね」と福井さんは笑顔を見せる

「海外で人気の和包丁と同じように、柔らかな木で包丁の刃を受けとめる、日本の『まな板』の文化そのものを、世界へ伝えてみたいですね」

料理のたびに触れる、いちょうの木のまな板。暮らしの節目に手を合わせるための神棚。用途は違っても、どちらも自然から生まれた木を通して、人の営みや想いを静かに受けとめる道具です。

料理をする。水で洗って乾かす。傷がつけば削る。扉を開ける。木の音を聞く。お札を納める。節目には手を合わせる。そんな日々の動作の中に、無垢の木があること。触れると心地よく、使うほどに表情を変え、手をかけながら長く付き合っていく。

かつて木に囲まれた環境から離れようとし、さまざまな仕事や遊びを経て、もう一度木のもとへ戻ってきた福井さん。今度は仲間とともに木と人をつなぎ、その関係を次の暮らしへと手渡していく。

「Woodpecker & Company」の木の道具は、そんな新しい「木のある暮らし」の入口になっています。

作り手情報

Woodpecker & Company 企業名:株式会社Woodpecker & Company
所在地:岐阜県本巣郡北方町北方1502番地2
創業:平成19年(2007年)
公式HP:
https://www.hello-woodpecker.com
ブランドHP(きごころ):
https://www.hello-woodpecker.com/
ブランドHP(たなごこ):
https://www.hello-woodpecker.com/girido/

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