商品の特徴
立体物に和紙を漉いて生まれた、繊細で美しい花器
3Dモデリング技術を活かして成型された立体のベースに、ひとつずつ手で和紙を漉いて一輪挿しを作りました。和紙ならではの、繊細でふっくらとした風合いに仕上がっています。真鍮の持ち手が付いていて、窓辺などに掛けて飾っていただけます。光に透けると柔らかい表情を見せ、活けた植物を引き立てて、空間を自然に彩ります。
生花やドライフラワーをさっと活けて楽しむ
季節の植物をさっと活けていただき、差し込む光に当たる様子を眺めていただくと、素材が持つ柔らかさや繊細さ、温かみといった魅力を感じていただけます。中のガラスを取り出して洗うだけで、お手入れも簡単。ガラスを外した状態でドライフラワーなどを飾る場合は非常に軽く、マスキングテープ等で壁に留めていただくことも可能です。
和紙と真鍮、異素材の組み合わせが新鮮
和紙のイメージを覆す新鮮な形状と、和紙ならではの繊細さが両立しています。透明感がある淡雪のような和紙の表情は、活ける植物を静かに引き立ててくれます。和紙と真鍮の異素材の組み合わせにも注目してください。
デジタルと手仕事の高い技術が融合
素材や表現の幅が広がっている3Dプリンター。今回は、非常に丈夫で、かつ自然に還る樹脂素材でベースを出力しました。真鍮の持ち手がしっかり固定できるように、穴の位置などミリ単位で調整しています。
出力されたベースを、一つひとつ手で少しずつ漉いて、天日干しで乾かして、何度も繰り返します。曲面になっていることで、すべての面に遷移を定着させることが非常に難しく、技術と根気のいる作業です。和紙の可能性を広げる、和紙工房「りくう」
和紙工房「りくう」は、愛媛県西予市宇和町に和紙デザイナー佐藤友佳理さんが開いた工房。
立体物に和紙を漉くという挑戦のため、3Dプリンティングを取り入れています。和紙の原料である楮(こうぞ)に、自然の鉱物であるゼオライトを加えた新しい素材で、透明感のある質感や、調湿などの効果を和紙に付与しました。最終的には一つひとつ人の手で丁寧に漉き、乾かして作成。和紙の持つ繊細な風合いはそのままに、表現の幅を広げています。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 和紙・ゼオライト・ナイロン・真鍮 付属品 ガラス器 備考 化粧箱(28.0×10.0×3.5㎝)入り 商品サイズサイズガイド
サイズ 最大幅 全長 本体 ガラス器の口径 - 9 2.5 φ2.5×12 φ1 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
真鍮の持ち手について ※真鍮の持ち手は本体側面の穴に通して内側の突起にひっかけて固定します。持ち手が外れた際は、固定しなおしてお使いください。 お知らせ ※和紙が剥がれてしまう可能性がありますので、持ち運ぶ際は真鍮の持ち手を持ち、和紙部分にはなるべくお手を触れないでください。
※試験管に水を入れる際は本体から取り出して注水後、外側を拭いてからお戻しください。
※変形・破損の恐れがありますので、強い衝撃を与えないようご注意ください。
※本体が水に濡れた場合は、乾いたふきんなどで素早く拭き取ってください。
※製品本来の用途、使用目的に沿って正しくお使いください。
※直射日光、空調の風が直接あたる場所や湿度の高い場所、温度差のはげしい場所でのご使用・保管はお避けください。
※経年変化により和紙が変色する場合があります。
※手仕事で仕上げている為、一つひとつ風合いが異なります。
中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
