中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
夏に持ちたい手織り麻のバッグ
シャリシャリとした質感の麻生地を方向転換させて組むことにより、夏の定番・籠バッグのような佇まいに仕上げました。 縦と横に組まれた生地からは、同色でありながら少しの凹凸と陰影が生まれ、動きのある表情を楽しめます。 籠バッグではカジュアルになりすぎるようなシーンも、このバッグであれば天然素材の軽やかさは残しつつ、上品な印象でご利用いただけます。
中川政七商店と手績み手織り麻
中川政七商店が創業の江戸時代から大事にしてきた「手績み手織り麻」。糸から手作業で作られる貴重な生地です。 1疋(いっぴき/約24m)の生地を織るのに熟練の織り子さんで10日、その糸を績むのに24日かかります。 素材がもつ独特の光沢感やシャリ感と、人の手で作られる温かみのある風合いが合わさり、唯一無二の手ざわりが生まれます。
希少な生地を無駄なく使うデザイン
希少な生地を余すところなく生かせるよう、狭い生地巾を無駄のない段取りでカットして、縦と横に組んで使うデザインに仕上げました。 繊細な麻素材を長く使っていただけるよう、身体に触れる裏面はフラットな仕様にしています。
マチのないすっきりとしたデザインのトートバッグは、ポーチや本もしっかり入るサイズ感。内側にはファスナーポケットを付け、鍵や手鏡など、バッグの中で見失いやすい小物類も分けて入れられます。 裏地には丈夫で、カジュアルな夏の装いにも合う帆布を採用しました。
使うほどになじんでくる牛革のショルダー紐には、バッグと同系色を合わせ、主張しすぎない印象に仕上げました。肩に掛けたままでも荷物の出し入れができる絶妙な長さに仕上げています。
夏服にも使いやすい、2つのカラー
手績み手織りの工程を経てできあがった、そのままの麻の色を生かした生平(きびら)と、銀色がかった明るい灰色である銀鼠(ぎんねず)の2色をご用意しました。 いずれの色も、色彩豊かな夏の洋服にも使っていただきやすい、シンプルで軽やかな雰囲気です。
デザイナーに、こだわりを聞いてみました
「『夏に持ちたい手織り麻のバッグ』をコンセプトに、夏の定番・籠バッグをイメージしながらデザインしました。気軽さはありながらカジュアルすぎないので、幅広いシーンでご利用いただけると嬉しいです。 実は本品には、『中川政七商店が創業から大切にする、手績み手織り麻を知っていただくきっかけになれば』という想いも込めています。 私自身が当社に入社した際の研修で、今の時代においても人の手により、長い時間・たくさんの工程を経て作られている手績み手織り麻について知り、とっても感動したんです。それを商品を介して伝えられたらなと。 希少な生地を大切に使うことも大事にしたくて、このデザインが生まれました。 工芸独特の風合いから生まれる心地好さを、ぜひ楽しんでいただければと思います」
サイズ / スペック
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
製品のお取り扱い ※マグネットホックを使用しておりますので、磁気を帯びたもの(切符、ICカード、携帯電話等)を近づけると磁気の影響で使用不能になる場合があります。ご注意ください。
※手織り麻部分に糸の飛び出しがある場合は引っ張らずにはさみでカットしてください。
※生地の特性上摩擦により生地が傷む場合がありますのでお取り扱いにご注意ください。
※型崩れや色落ちの原因となりますので、洗濯やタンブラー乾燥はお避けください。
※汚れた場合は固く絞った布で軽くたたくように拭き取ってください。
※濃色は水濡れや摩擦により、色移りや色落ちする恐れがあります。
※本製品は素材の特性上、色あせ色移りすることがあります。特に汗や雨など湿った状態での摩擦は色落ちし、洋服や周囲のものに色移りしますのでお取り扱いにはご注意ください。
※濡れた時は早めに早めに水気を取り、風通しの良い日陰で形を整えて干してください。
※高温多湿の場所、直射日光の当たる場所は避け、風通しのよいところで形を整えて保管してください。
※ベンジン・シンナーなどの使用はお避けください。