朝のトースト、夜は焼き野菜に。毎日活躍する金網つじの焼き網

日本各地から五十を越える作り手たちが集う中川政七商店主催の合同展示会「大日本市」。 その運営を担うメンバーは、日々、全国の作り手と交流し、年間何百という品物に出会う、いわば「いいもの」の目利き集団。 この連載では、そんな彼らが「これは」と惚れ込んだ逸品をご紹介。実際に使ってみての偏愛を語ります。

語り手:吉岡 聖貴

中川政七商店の店舗開発、企画展ディレクション、新規プロジェクトなどを担当。
モノとの出会いには公私の境無く貪欲で、気になる土地を訪ねては、心躍るクラフトを連れ帰り生活に取り入れてみるのが日課。生活を楽しみ、旅をたしなみ、美しいものを大事にしています。
熊本出身でも酒には弱く、珈琲や茶を嗜む今日この頃。

ブランド:金網つじ  
推しの逸品:手編み手付きセラミック付き

起源は、平安時代までさかのぼると言われている京金網。 ただ昔からある商品、ではなく、時代が変わっても決して古びない、今の暮らしにちゃんと使える、京金網の道具をご提供していきます。

7年くらい前から愛用しています。我が家では朝はトースト、夜は焼き野菜に使います。一番気に入ってるのはなんといってもトースト。焼き立てのパンと南部鉄瓶で沸かしたミルクティーが毎朝の定番です。



金網つじの焼き網は火の周りが強く、遠赤外線効果で表面はパリッと、中をしっとりほかほかに焼き上げてくれます。パンに歯が入っていく時のあの食感がなんとも気持ちいいんです。表面にきれいな焦げ目がついて、美味しさも2割増し。うちでは角食に網の焼き目をつけて焼き上がるのを楽しんでいます。


網目は2種類あります。こちらは機械網の碁盤の目状タイプ。角食をおいて焼くと焼き目が将棋盤のように


こちらは手編みタイプ。機能や使い方はどちらも同じで、焼き目の出方が変わります

うかうかしていると時々焦がしてしまいますが、それもご愛嬌ということで。包丁で焦げ目を落としてしまえば問題ありません。味も見た目もトースターとは一味違います。

そして夜は、季節の旬の味を焼き野菜で、付け合せのような感じでよくいただいています。

野菜にオリーブオイルをまぶし、焼いて、焼き上がったら塩をかけるだけ。オイルをかけておくと水分が逃げないので、みずみずしく焼き野菜を味わえます。旨味がギュッと閉じ込められた素材そのものを味わうから、調味料もシンプルに。大根おろしやポン酢につけてもおいしいです。



網だけが外れ、たわしでゴシゴシ、お手入れも簡単。
朝も夜も、一年中活躍する焼き網です。

 

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