【わたしの好きなもの】手織り麻を使ったフリルシャツ


長い間、着心地のいいシャツを探していました。 

暑がりで、かちっとした形が少し苦手なこともあって、シャツを着る機会が少なかった私。
 
でも心の中では、パリッとした印象が必要なシーンに着ていきたくなるような、お気に入りのシャツがあったらなあと思っていました。
 
そんな願望を叶えてくれたのが、「手織り麻を使ったフリルシャツ」。
まず驚いたのが着心地の軽さです。

シャツといえば綿でタイトというイメージですが、素材が麻だと着用感がこんなに変わるのかと、不思議なほどに軽やか。
羽織れるくらいのゆったり具合で窮屈な感じがなく、風通しがよい、というシャツに求める条件が揃っていて「これは長く着ていても肩がこりにくい!」とうれしくなりました。

アクセントになっている前立てと襟、袖口の切替部分には手績み手織りの麻生地が使われています。


この手織り麻は10日でようやく約24mが織りあがるという、糸から手作業で撚られた貴重な生地。
手織り麻を使った洋服はとても珍しく、つくられた過程を知るとより贅沢な気持ちになります。
素材の上品さのおかげで一枚で着ても様になるところも気に入っています。

 
また縦糸と横糸の表情がある生地はハリがありながらもしなやかで、やさしい肌あたり。
はじめはパリッとしていて、洗いをかけるごとに少しずつやわらかい風合いになっていきます。
 
時間とともに変化が楽しめる、麻ならではの魅力がぎゅっとつまったシャツです。
 
季節ごとに麻素材の洋服がある中川政七商店では、お客さまから「麻だと夏用ですか?」と聞かれることがあります。
 
以前は麻は夏に着るもの、というイメージでしたが、年中通して着ているうちに吸水・吸湿性もよくて丈夫な万能素材では!と実感しました。
 
なのでオールシーズン着られます(着てほしいです!)と、自信をもっておすすめしています。
 
とくにわたしは暑がりなので、冬はニットの下は通気性のよい麻素材のカットソーなどを着ると快適です。
 
年々、着ていて気持ちがいいこと、長く着ていたいと思えることが洋服を選ぶ基準になってきています。
 
麻の着心地のよさにふれるたび、このシャツはもちろん、季節にあわせた麻ものをワードローブに増やしていきたいなと思っています。


中川政七商店 分店 服 グランスタ東京店 豊子

 

8月3日(月)、中川政七商店初のアパレル業態「中川政七商店 分店 服」が、東京駅構内「グランスタ東京」にオープンしました。

“服と暮らし、服と生き方。”暮らし方は生き方につながり、それを自ら選ぶことで暮らしも人生もできていく、をショップコンセプトに、日本の染織技術に支えられた服や服飾小物など約750点が四季折々に並びます。
麻をイメージした香りが広がる店内で、日本の工芸ならではの、使い続けるほどに肌に馴染み変化していく柔らかさや表情を、余すことなくお届けします。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
 

その他の記事

お知らせTOPに戻る