花ふきん
花ふきんが、
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
この賞は、長年にわたって人々から支持され、
暮らしの風景となってこれから先も生き続けるであろう
デザインに贈られるものです。
花ふきんを、つかう人。そして、つくる人。
みんなで、いただけた賞だと思います。
だからこそ、中川政七商店の長い歴史の中でも、
特別な出来事の一つとなりました。
花ふきんに関わる全ての方に、感謝を申し上げます。
これから先も、花ふきんをよろしくお願いします。
花ふきんとは。
発売から25年以上愛される、中川政七商店のロングセラーのふきんです。
生地は、奈良の工芸「かや織」。蚊帳(かや)に使われる目の粗い薄織物です。
一枚ずつ手作業でミシン掛けをしており、薄手なのに丈夫で、
拭きにくい箇所もさっと水を吸いとることができます。
洗いを重ねるほどにやわらかく使いやすくなるふきんです。
グッドデザイン・
ロングライフデザイン賞
受賞にあたり、審査員の方からいただいたコメントをご紹介します。これからも、産地のつくり手のみなさまとともに、今の暮らしに合うものづくりに取り組んでいきます。
- 審査員のコメント
奈良県の特産品、伝統産業のひとつとされてきた蚊帳生地を使った花ふきん。私も長年の愛用者である。一番の特徴はその高い吸水性と速乾性であろう。性能の良さはもちろんであるが、本来であれば時代と共に需要が減り、廃れていく道を辿るはずだった「蚊帳(かや)」を、その特徴を活かし、見事に現代の生活にフィットする形「花ふきん」として提案している取り組みにも注目したい。古くから伝わる技法を取り入れ、産地の特産品を守ることに成功した一つの良い例であろうと思う。
また、これからの時代、さらに重要になってくるであろう「ものを作りすぎない、大切に使う」といった姿勢にもこれらは良い提案をしてくれている。丈夫なので長く使える、またくたくたになったら台拭きや雑巾に使用してください、と自ら謳っている。その姿勢はこれからのものづくりに欠かせないように思う。
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花ふきんのある
暮らし。
クタクタになるまで使って、また新しく。そうやって、くり返しくり返し、多くの方にご愛用いただいています。実際にお使いいただいているお客様に、花ふきんとのエピソードを、うかがいました。その一部を、ご紹介します。
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花ふきんの
ものづくり。
今日も、一枚一枚丁寧につくり続けている、花ふきん。織り、染め、糊付け、裁断、縫製、セット。一つひとつの工程の中に、ふきん一枚にかけるクラフトマンシップがこめられています。花ふきんは、つくり手のみなさまに支えられています。
その背景をより知っていただきたく、花ふきんを企画した中川みよ子さん、初期から花ふきんのものづくりに伴走し続けてきた田出睦子さんにお話を伺いました。
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ちょっとした洗い物の水切りに
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やさしく水気をとる
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キッチンの目隠しは大判ならでは
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お弁当をふんわり包む
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ふんわり肌触りなのでお手拭きにも
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薄手だからギュッと絞れる
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ほどよい目の細かさ
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鍋つかみにも1枚でしっかり
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使うほどにふわふわの質感
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