
数量限定の夏の真田紐ファスナートート
定番人気の真田紐のファスナートートに夏限定のデザインのものが出来ました。内側のファスナー部分に「ならい小紋」を使用して、外からちらりと見える粋を演出しています。バッグ本体の色も通常では使用していない「生平」と「枡花」の2色をご用意いたしました。ちょっとしたお出掛けにちょうどいいきちんと感が人気のシリーズです。


格の高い江戸小紋から生まれた「ならい小紋」
ならい小紋の部分は、刷毛を使った「引き染め」で手織り麻にぼかし染めをした後、柄を抜染しています。手染めならではのにじみやゆらぎのある風合いが涼やかです。
● 菱行儀紋(ひしぎょうぎもん)
「行儀」はお辞儀をする時に斜めに体を折り曲げることに由来した柄で、本来は小さな点を斜めに配しただけのものです。細かな点と菱形で構成した大きな菱形を斜めに連続させ「菱行儀紋」としました。
● あられ鮫小紋(あられさめこもん)
細かい点を扇状に配し鮫肌に見立てた鮫小紋は江戸小紋といえばまず連想するほど代表的な柄。鮫小紋は点の大きさや配置が均一ですが、あられ紋のようにわざと不均一にデザインし、柔らかな風合いを出しました。

上質な麻生地との組み合わせ
茶道具を納めた桐箱を結わえる真田紐は、昔は刀の下げ緒などに使われた紐。この紐を現代の生活に合った形で使いたいという思いから「真田紐シリーズ」が生まれました。組み合わせた麻生地は、「手績み」「手織り」の麻生地。熟練の職人でも1疋(反物2反分)の糸を作るのに24日、さらにそれを手織りするのに10日以上かかる希少なものです。

上品さと使いやすさを適えた作り
開け口にはファスナーが付いているので、しっかりと中身を守れて安心。マチもたっぷりあるので、収納面でも不足はない作りです。細かいものがバッグの中で迷子にならないように、大小の内ポケット付き。ロゴに使用している鹿をプリントしている内布は、大人の遊び心を感じさせてくれます。

その日の気分で裏表を使い分ける
裏面には携帯電話ならすっぽり入る、大きめのポケットが2つ付いています。すっきりした表面と、少しアクセントが効いた裏面は、その日の気分で、どちらを見せるかお楽しみください。