創建1800年の「和布刈神社」をコンサルティング

 

創建1800年、九州最北端に位置し関門海峡に向かって鎮座する「和布刈神社(めかりじんじゃ)」を中川政七商店がコンサルティングし、2019年12月にコンセプトや神紋、授与所などを新装いたしました。

日本の神社は全国に8万社以上ありますが、時代の変化とともにその役割が弱まり、収益の確保が難しくなりつつあります。今回、中川政七商店によるコンサルティングのもと“和布刈神社を在るべきすがたへ”をビジョンに、潮の満ち引きを司る“導き(=道先を先導する)”の女神「瀬織津姫(せおりつひめ)」を祭る神社として、創建の由緒に基づきコンセプトを整理。古くから伝わる八重桜の神紋をリファインするとともに、御守やおみくじ・縁起物など、参拝する人の心を“導く”手助けをする授与品と、それらをお渡しする授与所の装いも一新。また人生の最後の“導き”として、関門海峡での海洋散骨供養を「海葬」として改めました。

2020年1月25日(土)には、1800年以上の歴史をもつ祭事「和布刈神事(めかりしんじ)」が執り行われます。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひご参拝ください。


■リニューアルした授与所
コンセプトは「影と光」。御祭神である瀬織津姫は、もともと天照大神の荒魂(神の荒々しい側面、陰の部分)であることから、授与所内も影と光の陰影を表現しています。


(Photo:Takumi Ota)

■リニューアルした授与品
再生や始まりを意味する「白」を基調とした御守やおみくじ・縁起物、また万物の源である陰陽五行をモチーフとした御守など、参拝する人の心を“導く”手助けをする授与品として新装いたしました。



■和布刈神社とは
1800年前より関門海峡に面して鎮座し、潮の満ち引きを司る月の神様「瀬織津姫」を祭る神社。神功皇后が瀬織津姫の教えのままに、三韓の征伐に向かわれ勝利した際に創建されたと言われています。
今回のリニューアルでは和布刈神社の由緒や歴史に紐づくストーリー・事業の整理を実施。また海洋散骨供養「海葬」や境内で作家の器や古道具を販売する「母屋」に加え、今後は「茶房」など古来の日本人の在り方を伝える場の展開も予定しています。


(Photo:Takumi Ota)


【和布刈神社】 2019年12月9日(月)リニューアル
所在地:福岡県北九州市門司区門司3492番地
電 話:093-321-0749
授与所:9:30-17:00

詳細はこちら
 https://www.nakagawa-masashichi.jp/company/press/2019/12/000108.html


 

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