【わたしの好きなもの】しめつけないタイツ/冷えとり絹綿スパッツ

 
母譲りのスパッツ愛
 

わたしはスパッツが大好きです。

 

物心つかない頃からわたしのスパッツ人生は始まっています。

 

幼い頃のスパッツといえば、防寒対策、ケガ防止の安全対策、なによりぷくぷくの足にスパッツ姿はかわいいですよね。

 

きっとそのような理由で、母親は私にスパッツを履かせていたのだと思います。

 

そんな母の愛から始まったスパッツ人生。

 

レギンスやトレンカなど名前の変遷があったり、薄いもの厚いもの、柄がついていたり‥‥歳を重ねるごとに様々なスパッツと出会い、付き合ってきました。

 

出かける時、仕事の時、家でリラックスの時、就寝時、ごく自然に、わたしの生活はスパッツとともにありました。

 

スパッツというものは肌に一番近く、密着するものです。わたしは肌が弱い方で、蒸れてかぶれたり、締め付けで痒くなったり、スパッツとの付き合いも一筋縄ではいかないものでした。できるだけお肌に優しくて、着心地のよいものを‥‥と、次第にスパッツに対する眼差しも変わっていきました。

 

中川政七商店に入社して出会ったスパッツ、タイツたちは何よりほんとうに着心地がよいのです。もはや着るというよりも、自分の皮膚をもう一つ装着するような感覚。それだけフィットして、なじみが良く、着続けるうちに育っていくのを実感できて愛おしい、まさに身体の一部です。

 

本日は仕事や外出時に愛用しているタイツと、就寝時に愛用しているスパッツを紹介させていただきます。

 

まずはボックス入りの「しめつけないタイツ 綿」。

 

最大の特徴はお腹まわりのしめつけがないこと。

 

通常1本の平ゴムをぐるっと入れてお腹まわりを留めるものが多いのですが、こちらは広い範囲にゴムを入れており、肌を包み込むように生地を密着させることで、しめつけずにずれ落ちない構造になっています。

 

イメージとしては腹巻のような感じでしょうか。なので履き心地がとっても優しい。

お腹まわりだけでなく足の部分まで同じように作られているので、まるで履いていないような感覚になります。一方で、しっかりと足にフィットする頼もしさも。
 

ふっくらとした生地感で、綿でも暖かいので、夏場以外はほとんど毎日履いています。

 

ロゴマーク入りのボックスが可愛く、ギフトにおすすめ。ボックスは、机の中の文房具の収納などにちょうどよかったりもします。

 

次は家でのリラックスタイムに活躍しているスパッツを紹介します。

 

スパッツは、オンとオフの切り替えにも一役買ってくれている存在です。

 

いくらしめつけないとは言え、一日中わたしの皮膚の一部として頑張ってくれたタイツやスパッツを脱ぐ瞬間は、脱皮するような感覚で開放感に包まれます。その感覚も好きです。

 

そしてお風呂に入り、おやすみ前に新たな皮膚を装着します。

 

それが「冷えとり絹綿スパッツ」。これを足に通した瞬間から、わたしはおやすみモードに入ることができます。

先ほどから「皮膚を装着」など少し不気味な表現をしてしまっていますが、決して言い過ぎではないのです。

 

というのも、こちらのスパッツは肌に接する内側部分が絹の糸で編まれています(外側は綿の糸)。

 

絹は、“人肌”の成分に近いタンパク質でできた繊維。つまり「皮膚を装着」と言っても過言ではないのです。履き心地は優しく「し~っとり」「とろ~ん」 。吸放湿性、保湿性、保温性に優れていることが、この履き心地につながっていると感じます。

 

丈も長めでかかとまで覆えるところも嬉しいです。

 

よくよく考えてみると四六時中スパッツやタイツとともに過ごしてきたわたしの人生。単なる消耗品ではなく、一緒に育んでいく身体の一部のような感覚をもたらしてくれる、わたしの愛用品です。
 

中川政七商店 二子玉川ライズ店 辻川
 

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