十三代 中川政七が第2回「三井ゴールデン匠賞」を受賞

中川政七商店 代表取締役社長の中川政七が、個人において「三井ゴールデン匠賞」を受賞いたしました。



「三井ゴールデン匠賞」とは、三井広報委員会が主催し、伝統工芸の分野において革新的な取り組みをした人物を表彰する賞。



この度、ファイナリスト35組を対象に厳正なる本審査が実施され、5組(個人および団体)の受賞者が選定されました。中川は、そのうちの1組としての受賞です。



受賞者5組の中から審査員により「グランプリ」、および一般投票により「モストポピュラー賞」が各1組ずつ選定されます。



なお、第1回は、株式会社能作 代表の能作 克治氏(グランプリ)、株式会社t.c.k.w 代表取締役、伝統技術ディレクターの立川 裕大氏が同賞を受賞しており、今回の株式会社玉川堂と中川政七の受賞により、日本各地の工芸産地において最も輝く一番星たる企業が集う一般社団法人日本工芸産地協会から2年連続で4名が選出されることとなりました。



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「モストポピュラー」賞はWEB上で一般投票も可能です。

投票期間:2018年2月14日(水)~2018年3月11日(水)

投票はこちら

https://mgt.mitsuipr.com/about/winner.html

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【「三井ゴールデン匠賞」受賞者一覧】

・株式会社 玉川堂 代表:玉川 基行(燕鎚起銅器/新潟県燕市)

※団体として受賞

・桐本 泰一 所属:輪島キリモト(輪島塗/石川県輪島市)

・齋藤 宏之 所属:株式会社 五十崎社中(大洲和紙/愛媛県内子町)

・中川 政七 所属:株式会社 中川政七商店(伝統工芸プロデューサー/奈良県奈良市)

・山本 篤 所属:株式会社 妙泉陶房(九谷焼/石川県加賀市)



【講評】

家業である「中川政七商店」の自社ブランド確立と成長のノウハウを体系化し、様々な産地の工芸メーカーのコンサルティング業務を展開。一時的、部分的なメーカー支援ではなく、経営、ブランド構築、製品開発、販路開拓までトータルに支援することで根本的な改善に取り組み、企業の持続的成長へつなげている点が評価された。「日本の工芸を元気にする」というビジョンを掲げ、工芸からはじまる新たな価値の創出に力を注いでいる。



【「三井ゴールデン匠賞」について】

日本の伝統工芸では、古来の技法や様式を継承しながら革新的なアイデアを取り入れ、さらに発展させている方々がいらっしゃいます。三井広報委員会では、「伝統×イノベーション」の担い手に注目と称賛が集まる機会を創りたいという想いから、「三井ゴールデン匠賞」を創設し、表彰しています。

■詳しくはこちら  

http://mgt.mitsuipr.com/



【審査基準】

革新性を基本に、技術・技能、独自性、有用性、持続性、国際性の5項目を審査基準とする。

審査項目においては持続性を最も重視する項目とする。

<技術・技能> 卓越且つ革新的な技術・技能

<独自性> 従来にはなかった新しい価値を生み出した革新的な取り組み

<有用性> 伝統を活かしつつ更に有用な機能を付加した革新的な取り組み

<持続性> 産業として持続性さらには市場拡大など未来につながる革新的な取り組み

<国際性> 国際化の為に行っている革新的な取組み、または、今後の意思



【審査員】(敬称略)

<審査員長>

大島 眞彦: 三井広報委員会 委員長 三井住友銀行 取締役兼専務執行役員

<審査員>

赤瀬 浩成:メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 代表取締役

赤沼 多佳:公益財団法人 三井文庫 三井記念美術館 参事

遠藤 充:三越伊勢丹 呉服・美術統括部 美術商品部 部長

佐々木 千雅子:一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会 相談員

佐藤 達郎:多摩美術大学 教授 コミュニケーション・ラボ 代表

ゾェルゲル ニコラ:老舗梅干専門店「ちん里う本店」 役員

田中 里沙:事業構想大学院大学 学長 宣伝会議取締役

能作 克治:能作 代表取締役

ボブ 田中:東北芸術工科大学デザイン工学部 教授 ボブ田中事務所 代表

水野 学:クリエイティブディレクター good design company 代表

矢島 里佳:和える 代表取締役

山田 遊:バイヤー 監修者

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