2023.02.08

中川政七商店がコンサルティング、バスカルチャーブランド「SKUNA」デビュー

中川政七商店がユニットバスのパイオニア企業をコンサルティング

バスカルチャーブランド「SKUNA」デビュー

バスタブ他、お風呂時間を豊かにする全6種のオリジナルアイテムを販売

 株式会社中川政七商店が取り組む奈良の事業者支援によるまちづくり・N.PARK PROJECTは、2020年3月より、奈良県に本社を置くユニットバスのパイオニア・日ポリ化工株式会社(所在地:奈良県山辺郡、代表取締役:中塚 信二郎)の経営コンサルティングを実施。このたび2022年冬に、入浴のリチュアル(儀式)をデザインするラグジュアリーなバスカルチャーブランド「SKUNA(スクナ)」をローンチしました。バスタオルやバスドレスなどお風呂時間を豊かにするオリジナルアイテム全6種は、2023年3月1日にSKUNAオンラインショップにて発売します。

 今回のコンサルティングは日ポリ化工よりビジョン策定の相談を受けてスタート。「新しい風呂文化を創る」をビジョンに定めた後、それを体現する事業戦略の検討へと進み、新たな入浴文化を提案する新ブランド・SKUNAの組み立て、立ち上げに至るまで支援しています。

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■ビジョン「新しい風呂文化を創る」から新ブランド・SKUNA まで、一気通貫支援

ユニットバスのパイオニアであり、その後も時代にあった日本の入浴文化を創造してきたバスメーカーの日ポリ化工。世代交代を控えた2020年3月、次なるステージへ事業を進めるため、ビジョン策定を中川政七商店に相談いただいたことから本プロジェクトはスタートしました。コンサルティングでは日ポリ化工が築いてきた歴史や、大切にする思想を掘り下げ、ビジョンを「新しい風呂文化を創る」と策定。中期経営計画に落とし込んだ後はビジョンを体現したブランド・SKUNAへとサポートを進め、このたびのブランドデビューに至っています。

■バスタブの他、バスタイムを彩るアイテムも展開  "入浴のリチュアル" をデザインSKUNA_01.jpg

ブランド名は日本各地で湧き上がる温泉での湯治を広めた、温泉の神様「少彦名命(スクナヒコナノミコト)」に由来。入浴は一日の中でも他人の目を気にせずに、ありのままの自分の姿と向き合う親密なワンシーンです。このたびのSKUNAは、そんな日本の入浴シーンにおいて、風呂空間の提案だけにとどまらないバスカルチャーブランドとして誕生。バスタブの他、バスアイテム6種を展開します。

バスタブから出て好きな香油の香りに心を委ねたり、身体を慈しみ整えたりと、毎日のルーティーンである入浴にストーリーを持ち込むことで、豊かで待ち遠しくなる"リチュアル"としての時間創出を目指しました。

なお、クリエイティブディレクション・アートディレクション・プロダクトデザインは、TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO・柳原照弘氏が手がけます。

■SKUNAのバスタブ

ミニマムなデザインと日本古来より継承される湯船の浸かり心地を追求した、これまでにないアプローチで生み出されたMade in Japanのプロダクト。熟練した職人の高度な技術によって、洗練された外観と浴槽内の美しい曲線をシームレスに繋ぐデザインを実現しました。

インテリアに溶け込む美しい形状は、ラウンドタイプとオーバルタイプの2つのシリーズを展開。ユニットバスに組み込み可能な埋め込み式もラインナップされたオーバルタイプの浴槽内には、首と腕を置ける段差があり、首元まで浸かりながら浴槽に身を預けられます。それぞれ定番のホワイトの他、アースカラーであるウォームベージュ、アースグレーの合計3つのカラースキームからインテリア空間に合わせて自由に選んでいただけます。

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デザインバリエーション:4種 / カラーバリエーション:3種 / 価格帯:¥275,000~¥1,870,000

■SKUNA オリジナルアイテム

SKUNA かや織 バスタオル 

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日本書紀にもその由来が記される、奈良の特産品「かや織」生地を使ったバスタオル。蒸し暑い日本の夏にそよ風を届けてきた薄織物は、見た目以上に丈夫で、繊細なシボ感とシャリ感のある風合いが特徴です。吸水性がよく、サウナやスポーツ後にもおすすめ。小さくまとまるので、旅のお供にもぴったりです。

カラー:3種(natural / hazy blue / terracotta)
価格:¥13,200

SKUNA かや織 ヘアタオル 

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使うほどにやわらかくなる「かや織」生地のヘアタオル。織物ながら伸縮性があり、今までにないフィット感で濡れた髪を包みます。奈良時代から広く人々に愛され、日本の風土に育てられた「かや織」は、吸水性と速乾性に優れ、清潔に保ちやすい生地。薄くて軽いので、持ち運びにも便利です。

カラー:3種(natural / hazy blue / terracotta)
価格:¥11,000

SKUNA バスドレス

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「身にまとう漢方」と呼ばれ、神社のしめ縄など、神事と縁が深い「大麻麻」で仕立てたバスドレス。さらっとした着心地で、お風呂上がりのリラックスシーンはもちろん、外出時の羽織りものとしてもお使いいただけます。濡れた肌にも心地よく、保湿やマッサージもストレスなくできるこだわりのシルエット。

価格:¥96,800
Designed by Seya.

SKUNAの香り

SKUNAが大切に考えるリチュアルをイメージした、心身をくつろがせながらも、どこか背筋の伸びるような香り。深い呼吸をうながす「高野槙」の香りなど、貴重な天然香料100%で構成しており、お風呂場や岩盤浴場など湿度の高い空間に合わせて設計しました。一日のけがれを清め気持ちをすっと切り替える、SKUNAオリジナルの香りです。

Scent Design / Kan Izumi

香りのノート:高野槙、ジュニパーベリー、シーウィードなど

SKUNA ボディソープ(化粧石鹸)

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深い安息の中に、凛とした印象を併せ持つSKUNAの香りを閉じ込めた植物由来のボディソープ。身体を包み込む香りと滑らかな泡が、清めのひとときを織りなします。コールドプロセス製法で約40日間熟成させたソープは、お肌をしっとりと洗い上げます。浴室を印象的に飾り、ソープを清潔に保てるロープ付きです。

価格:¥5,500

SKUNA モイスチャーバーム (ボディコンディショナー)

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乾燥が気になる全身に、マルチに使えるモイスチャーバーム。ヘアトリートメントとしてもおすすめです。バームをよく濡らしてマッサージするように肌に滑らせ、その後洗い流していただくことで、清潔に洗い上げたお肌の乾燥を防ぎます。ゆったりとお手入れするたび、じんわり保湿され、幻想的なSKUNAの香りがバスルームに広がります。

価格:¥5,500

SKUNA フレグランスソイキャンドル

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日常から離れ、心身をスイッチさせるソイキャンドル。人工の着色料や香料を使わず、大豆油のみで仕上げたソイキャンドルを、ゆらめく水を想起させる質感の有田焼の器がホールドします。

価格:¥19,800


SKUNA
1962年創業の、ユニットバスのパイオニアである日ポリ化工が、新たなバスカルチャーを創出するために立ち上げたブランドです。WEBサイト:https://skuna-bath.com

日ポリ化工株式会社
ユニットバスのパイオニアとして一家に一つのバスルームがある文化を日本でつくり、公衆衛生の向上に寄与するなど、時代に合った日本の入浴文化を創造するユニットバスメーカー。現在は「新しい風呂文化を創る」をビジョンに掲げ、ラグジュアリーホテルやタワーマンションのオーダーメイドバスルームを中心に、あらゆるジャンルのユニットバスを手がけています。

クリエイティブディレクション・アートディレクション・プロダクトデザイン:
TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO・柳原照弘
2002年スタジオ設立。大阪の他、2020年にArles(フランス)にスタジオとショールームを構える。現在はフランス、日本、オランダ、イギリスを拠点に国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。ブランドのクリエイティブディレクション、アートディレクション、プロダクトデザイン、インテリアデザインなど、包括的な提案を行っており、2023年には神戸に新たな創出の場所として"Vague"を運営予定。

コンサルティング:株式会社中川政七商店・N.PARK PROJECT
1716 年(享保元年)に創業し、 300余年を迎える奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、工芸業界初のSPA(製造小売り)業態を確立。全国に約60の直営店を展開するほか、合同展示会・業界特化型の経営コンサルティング・教育事業など多岐に渡り拡大。N.PARK PROJECTは奈良の地に数多くのスモールビジネスを生み出し街を元気にする、中川政七商店によるまちづくりの取り組み。ビジョンを実現する一つの方法として2021年より本格始動。


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