「来たれ若人、ものづくりのまちへ」

大日本市博覧会とは？
「大日本市博覧会」は、中川政七商店が展開する、日本のものづくりの魅力を発信するイベントです。"日本の工芸を元気にする！"というビジョンのもと、工芸をより多くの方に身近に感じていただくため、工芸産地ならではの企画を実施しています。2016年の創業300周年を機に開始し全国5カ所で延べ10万人、2017年は福井県鯖江市のRENEWとの共催で4万人、2018年は三重県菰野町のこもガクとの共催で3.6万人の来場と、日本屈指の集客力を誇る工芸のイベントです。

【開催概要】

開催名：「RENEW×大日本市鯖江博覧会」
開催期間：2017年10月12日（木）-10月15日（日）
開催場所：福井県鯖江市河和田地区および周辺地域
参加事業者数：85社

RENEWとは？
福井県鯖江市河和田地区で2015年にスタートした体感型マーケット。
作り手の仕事場を見て、知って、体験しながら、ワークショップや商品の購入が楽しめます。RENEWは、ものづくりとの出会いや職人との対話など"作り手と使い手の共感の輪"を作ります。

河和田地区とは？
河和田地区は、人口約4,300人の小さな地域。1500年以上の歴史をもつ越前漆器や、国内唯一の眼鏡産業が集積し、技術を継承しながら、時代に合わせたものづくりを続けるまちです。この10年で、移り住む若者も増え、少しずつ新しい風が吹いています。

【狙い】

移住者を中心に盛り上がる河和田エリアが、今回のイベント通じて見据えたのはその先の未来です。現在、河和田では職人やデザイナーなどの直接的にものづくりに関わる人だけではなく、プロジェクトを動かすマネージャー、パン屋さんやゲストハウスのオーナーなど、ものづくりを起点にして、産業を支え、町の魅力を共に作り出していく人材を求めています。「RENEW×大日本市鯖江博覧会」を通じて、未来の工芸産地づくりに触れ、次の段階へ進むきっかけとして「来たれ若人、ものづくりのまちへ」をコンセプト掲げました。

また、「また来よう、ふくい」というサブコンセプトも掲げ、イベントを通じてものづくりに加え、福井の食・宿・遊などの魅力を県外の観光客に伝え、来年のRENEWにもリピーターとして来場してもらうことを目指しました。

【実績】

・過去最多、4万2千人の来場を記録！
当初目標であった、1万人を大きく上回る結果に（前年2千人・前年比21倍）。中川政七商店が工芸産地と手を組むことで、集客のブースターになる役割を果たせました。

・大日本市博覧会としても過去最高の来場者数を達成

・イベント期間中に漆琳堂へ採用の申込みがあるという嬉しいニュースも

・メディア掲載実績：
7月のプレスリリース以降、約5か月間で累計122の媒体での露出を獲得
（TV5件、新聞12件、雑誌10件、WEB89件、ラジオ4件の掲載実績）

【イベント詳細】

コンセプトは「来たれ若人、ものづくりのまちへ」

実施コンテンツ

RENEW
河和田エリアの、漆器・眼鏡の工房見学、ワークショップを町歩きしながら巡る。

大日本市鯖江博覧会　
中川政七商店期間限定店舗、福井物販ブース、落語、ライブ、トークイベントなどを実施。

Creema Craft Caravan in 鯖江
ハンドクラフトの大手ECサイトCreemaのリアルイベント。マルシェを開催。

河和田移住EXPO
20-30代の移住者や特別ゲストを招いてのトークイベント、創業スクールを開催。

河和田小学校社会科見学
地元の小学生を対象にした工房見学に加え、中川政七商店による全国工芸クイズを開催。

福井クラフトツーリズム
和紙・刃物・箪笥・眼鏡のエリアの事業者と連携し、工房見学を同期間開催。

浜町発酵夜市
福井市のCRAFT BRIDGEにて「発酵」をテーマにした「福井の食」を楽しむイベントを開催。

デザインセッション
ふくい産業支援センター主催のトークイベント。日本工芸産地協会のメンバーが登壇。

オフィシャルレセプションパーティー
10/12（木）19:00～21:00に河和田のPARKで開催。鯖江市長をはじめ、多数の関係者が来場。

【運営体制】

主催：RENEW×大日本市鯖江博覧会実行委員会
特別協力：鯖江市、越前漆器協同組合、公益財団法人ふくい産業支援センター
めがねのまち鯖江元気再生協議会
協賛：福井銀行、福井信用金庫、一般社団法人福井県眼鏡協会、福井県和紙工業協同組合
協力：福井県、一般社団法人日本工芸産地協会
後援：経済産業省、経済産業省近畿経済産業局、中小企業基盤整備機構
日本商工会議所、鯖江商工会議所

実行委員長：谷口康彦（谷口眼鏡）　
副実行委員長：内田徹（漆琳堂）、服部寿彦（松屋漆器店）
監修：井上公平（中川政七商店）　　広報：長野宏美（中川政七商店）
事務局：新山直広（TSUGI）、森一貴（ハルキャンパス）　
アートディレクション：寺田千夏（TSUGI）