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ご飯を美味しくいただく道具

ごはんを美味しくいただく道具-かもしか道具店-

鈴鹿山脈の連なる温泉地、三重県菰野町。「鈴鹿セブンマウンテン」という登山スポットでもあり、何より天然記念物のニホンカモシカが生息することで有名です。そのセブンマウンテンの一番大きな山、御在所岳の麓にかもしか道具店の窯元があります。

私たちも菰野町を訪れて、実際に出来上がるまでの手間と時間を実感してきました。美味しいごはんをいただく道具たちは、日々の積み重ねとたくさんの人達の手によって作られています。毎日の食卓を通じて、幸せを届けることが出来たら嬉しいです。


ごはんの鍋のつくり方

ごはんの鍋

直火OKなお皿を日本で初めて開発したのは、三重県四日市市や菰野町が産地の萬古焼。その鍵となっているのが、「ペタライト」という原料です。実は、耐熱食器の先駆者は、萬古焼産地。そのことで耐熱性に優れた鍋になり、ごはんの鍋にも使われています。
「水ゴテ」と呼ばれる機械のろくろに土を入れて、回転させ、鍋の形をつくります。

ごはんの鍋

型に入れたまま1時間ほど乾かし、取り出したら鍋の表面を削ります。削ることで、鍋の表面にザラザラとした土の表情が出てきて、「ごはんの鍋」のあたたかみのある土感を表現できます。

デザインの要でもある取っ手を一つ一つ付けたら、一晩乾かします。「トチ」と呼ばれる台に乗せて乾かすことで、乾燥による収縮よって、 鍋の形がひずむ心配がありません。

ごはんの鍋

乾燥後は「素焼き」という工程。800℃まで熱せられた窯に入れて、約5時間焼き上げます。
さらに釉薬をかけ、1200℃の温度で13時間~14時間焼き、24時間かけて冷まします。

窯入れの棚は大人の背丈くらいになるほどで、火の回りによって釉薬の溶け具合が異なるので、商品の大きさや形と場所をかんがえながら、組み上げていくのだそう。棚板と脚の部品は全てばらばらなので、少しでも触れたら崩れそうな繊細さがありました。写真の大きさだと、組み上がるのに5時間ほど掛かるそうです。

美味しく炊けるジャストサイズ

ごはんの鍋

たとえ適量のお米とお水を入れても、鍋が大きすぎたり、小さすぎたりすると、美味しいお米はできません。一部がやわらかすぎたり、硬すぎたり、偏りが生じてしまいます。「ご飯を美味しく炊く」を追求するため、かもしか道具店では、社員総出で様々なサイズの鍋を使って炊飯。1合・2合・3合のお米にピッタリかつ均等にふっくら炊ける鍋サイズを設計しました。

  • ごはんの鍋 1合

  • ごはんの鍋 2合

  • ごはんの鍋 3合



ごはんの鍋の仲間たち

ごはんの鍋でも冷蔵庫に保存したり、電子レンジで温めなおしたりできるのですが、少しの量だったら「陶の飯びつ」が便利です。天然の防虫効果があり、また繊維が多孔質なのでとても軽く、調湿にも優れている桐の米びつも登場し、ごはんの道具が揃いました。

  • 桐の米びつ

  • 陶の飯びつ

  • ごはんのしゃもじ


ごはんの鍋のお供たち

美味しいごはんに、美味しいお供がいるだけで、さらに毎日の楽しみが増えますね。
すり鉢で作る自家製のふりかけや、ふわふわの大根おろしなど、脇役の道具にもこだわって作りました。

溝がないのにしっかり素材をすることができるすり鉢
素材が溝に詰まらない。素材がサッと取りやすい。器としても充分な美しさがあるので、ゴマをすって、そのままゴマ和えとして食卓に並べても様になります。
じゃがいもを潰してポテトサラダにしたり、自家製ふりかけなら、すりたてなのでとても香り豊かなものになります。

→詳細はこちらから
食べる大根おろし
細かいサラサラの大根おろしと鬼おろしの丁度中間くらいの大根おろし。ふわふわで和え物などにピッタリ。食べたらしっかり大根が感じられるシャキシャキ感。まさに食べる大根おろしです。おろし器の受け皿は、器としてそのままお使いいただけます。

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納豆のための、とっておきの小鉢
混ぜやすい、のせやすい、洗いやすいの3拍子がそろった納豆のための小鉢。鉢の内側は素焼きの状態で、土の粒子による細かな凸凹と溝が納豆と器の間にほどよい隙間をつくり、いつもよりも少ない回数でふんわりと空気を含んだおいしい納豆ができあがります。

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しょうがの繊維が残らない、不思議なおろし器
焼き魚やお味噌汁など薬味としてアクセントになる生姜。口に残る繊維がなんとなく気になるけれど、そういうものだと思って食べていたおろししょうがの食感や味わいを変える、食卓の新定番です。

→詳細はこちらから

三重県の菰野(こもの)町に行きませんか

ごはんの鍋

窯元の近くにある、「かもしか道具店」の店舗。御在所岳をはじめ、四季折々の風景が楽しめる菰野町。陶芸のワークショップなどのイベントも定期的に開催し、萬古焼の魅力を発信しています。直営店ならではの商品も取り扱っているので、お近くに散策の際はぜひ立ち寄ってみてください。

【かもしか道具店】
所在地:三重県三重郡菰野町川北200-2
TEL:059-327-6555

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